今週の『こち亀』でカメラの話
今週号の『こち亀』は面白かったです。
たまにこういうオモシロオカシイ回があるので、
大阪に行ったり麗子が脱いだりしないでくだたい。
今回はデジタルカメラの話でした。
しかも、デジタル一眼レフから始まって、
マイクロフォーサーズまでフォローし、
さらには LEICA M9(定価: 777,000 円!)まで
話にからめると言う、フリーダムっぷりです。
(読者の 98% を置いてきぼり)
Micro Four Thirds を「一眼『レフ』」と呼ぶ
甘さを含めて、マニアックで良かったです。
なんだかんだとウンチクを語ったあとで、
「コンデジはどれでも一緒」
という投げやりっぷりもグー!
さらには、先週号の話と対になっているのが面白い。
先週は、
「中川がカスタマイズした、3 億円の価値がある
スポーツカーを、ピンク色でデコって台無しにして、
運転ベタなマリアが乗り回す」
という内容でした。
それに対して今週は、
「マニアックなカメラよりも、
一般的なかわいいカメラを選んだマリアは、
全自動カメラの便利な機能を一切つかわずに、
すべて手動で撮影する」
という感じです。
(あんなにかわいいデザインで、
フル・マニュアルの撮影ができるデジカメって、
実際にあるのかな?)
どちらも機械の機能を台無しにしつつも、
自分のスタイルを貫くという、
マリア・スタイルが面白かったです。
さらにさらに、
派出所内で両さんを撮影しようとしているマリアは、
「絞り: F5.6, スピード: 1/500 秒」
という設定にしていました。
昼間とはいえ室内でこの設定では、
ある程度の高感度(ISO 200-800 くらい?)で
撮らないと暗くなるのでは?
──と思ってページをめくると、
マリアの写真はどれも
「露出アンダぎみでハイコントラストな写真」
であることが分かります。
うーん、ここまで考えて描いていたのか!(そうか?)