バッタを見て思う

仕事に行く時に、階段にいたバッタが飛んできて、手にとまった。
多分、自分が立てた物音を聞いて、逃げようと思ったんだろう。
ところが、逃げた先が物音を立てた張本人・つまり自分のいる方向だったわけだ。

バッタにとまられて悲鳴を上げるキャラでもないし、バッタを弾き飛ばすキャラでもないので「どうしたものか」と考えているうちに、バッタは飛んでいった。


自分は、次の瞬間には「日常生活でも、似たような事ってあるよな」と考えていた。


つまり「あせっていると、思わず最悪な行動を取ってしまう」ということだ。「いつも冷静だね」と言われる自分だが、あせったまま行動して、後悔することがよくある。


なんとなく、バッタに教えられたな、といい気分になって出社した。


ところで、子どもの頃の記憶だが、バッタって口から墨みたいな物を吐いていたような。あれはなんだろう?