豆腐と「なう」の正しいレシピ

ちょっと書くタイミングを逃したなぁ、という記事ですが、気にせずに書きます。

正しい豆腐の料理法?

豆腐ってあるじゃないですか。白くてトゥルンとしていて、アッサリひかえめなところがキュートなアンチクショウですよ。

さて、トウフって、どうやって食べるのが「正しい」ですか?

たとえば、「冷奴(×ツメタイヤツ→○ヒヤヤッコ)」しか豆腐の食べ方を知らない人が、湯豆腐をハフハフいって食べてる人を見たとする。ヒヤヤッカ(森博嗣的表記)からすると、いとしの豆腐ちゃんをお湯で煮るなんて、絶対に許さない。

冷「やまたまへ! 豆腐が可哀想ぢゃないか!(キリッ」
湯「(えー、なにこのヒト……)」

──そんなの、お笑い種ですよね(いま思ったけど、「おわらいぐさ」ってロープレのアイテムでありそうだな)。

豆腐はそんなにヤワじゃない。──いや、やわらかいけど、包容力があって、ママの味です(豆の乳から作るし)。

みんな大好き『美味しんぼ』では、阿漕田楽という豆腐料理を紹介していました。

まず 豆腐を切って さっと焼いて、 すぐに醤油で煮つめる。
それを 汁気を取って、 胡麻油で揚げて、 さらに味噌をつけて 田楽に焼く。

あらすじ - 美味しんぼ塾ストーリーブログ

ヘタな料理人だったら原形をとどめない最終形態になりそうな、こんな料理法も豆腐は受け入れてくれるのです。TOFU SUGEEEEEE!!!!

「なう」の正しい使い方?

──で、ようやくここからが本題です。

下の記事を初めて読んだときには、ちょっとビックリしました。

急激に普及する「なう」の正しい使い方が話題 - livedoor ニュース

みなさん、「なう」という表現はよく見るが、どう使うのかわからなく、調べるのではないでしょうか

と切り出した上で、「なう」をどういう状況で使うのか、いくつか例を挙げています。それはいいのですが、間違った使い方を指摘しているのです。

なwうwのw間w違wっwたw使wいw方wてwwwww

なんだろう、この日本人的なセマクルシイ発想は。ビジネスマン風味がプンプンただよってくるような、メンドウクサイ「なう」の使い方ですね。

ここで一句。

──スーツ着て ネクタイ締めて 「会社なう」

そんなサラリーマン川柳が似合いそうな、カタクルシイ「なう」などいらぬ!

自分なんか、「いまから名古屋へ向かい中なう」「女子高生たちズ見たなう」という自由な「なう」を使いこなしてますよ(それ、間違ってるから)。

追記

ハマコー先生のほうが十万歩くらい先を行っていた!

浜田幸一 (555hamako) on Twitter

「語尾が『なう』なんて誰が決めた……?」「なん……だと……!?」

だう!!

オチ(てないよ)

──と息巻いていたら、元となった記事が訂正されていました。

twitterの「なう」の意味と使い方 | nanapi[ナナピ]

「間違った」という表現が、どこかで見た違和感を覚える「なう」、と変わっていたのです。

うーむ。そこは主張を貫いて欲しかったな、と。。