【もす語】mosa-mosa
自分の脳内では、効率化を図るために
「あじもす言語」
で思考しています。
もちろん、いつもは日本語に変換して話していますが、
もすってしまい(あじもす語で話してしまい)、
たまにトラブルの元になります。↑とか。
今回ご紹介する「あじもす単語」は、
「写真がモサモサする」
カメラで使うフィルムの中には、
「高感度フィルム」があります。
これは文字どおり、
「光を感じる度合いが高い」
フィルムであり、ようするに暗い場所でも明るく写る。
しかし、それと引き換えに、写真にノイズが乗ります。
放送終了後のテレビに「ザー」と砂嵐が流れますが、
あの砂状のノイズが細かくなった感じ。
フィルムのノイズは、すばらしく美しい。
アナタはもっと美しい。
ところが、デジタルカメラのノイズは、砂状ではありません。
ノイズが乗った上にぼやけるので、綿(ワタ)ボコリっぽい。
とくに高感度のカラーで撮影した場合には、
「複数の色を含んだ毛糸を拡大した」
ようなノイズ感になります。あまりキレイじゃない。
これを自分は「写真がモサモサする」と言うのだっ!
これくらいは、伝わると思ったんだけどなぁ……。
なぜか、この言葉を言うと、
「え !? どういうこと !!!? えっえっ !?」
みたいな反応をされます。しかも、複数人から。
普通は、自分の知らない言葉を聞いたら、
「──え?」
みたいな感じじゃないですか。
ところが「モサモサ」という言葉を聞いた人は、
腹ペコの猫みたいに食いついてくる。
ひょっとして、どこかの方言で「モサモサする」には、
過激な・性的な・禁句的な・放送禁止用語的な、
意味があるのでしょうか?
そういえば、Photoshop を使って「フィルムっぽい写真」を
演出する方法を書いたので、PC からご覧ください。