【リア充日記】朝から重い Q&A
今日も仕事前に某・お方と会った(今日は遅刻せず)。
前回: 【閲覧注意】かわらでぇと【リア充自慢】
http://d.hatena.ne.jp/asiamoth/20091112/1266385876
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「死にたいと思ったことがありますか?」
と彼女はすました顔をして聞く。
「もちろん、あるよ」
自分も、煮込んだすまし汁のような顔をして答えた。
「え? どんなときに?」
彼女は意外に思ったようだ。
「たとえば、仕事からの帰り道。
自転車に乗っている、ダンプカーが数メートル横を走る。
『このままハンドルを数十度傾けるだけで死ねるのだな』
とたまに思うことがある。」
「ああ──」
「そう、そうやって、ふとしたきっかけで思いつくだけだよ。
何かに絶望して、死にたい、と思ったことは、たぶん一度もない」
──本当に、なかっただろうか?
一瞬、自問自答したが、深くは考えないようにする。
「でもそうやって、思いついたまま、死ぬ人もいるでしょうね」
彼女はまた、なぜかうれしそうな表情で聞いてくる。から困る。
「そうだね。『魔が差す』というヤツだ。
魔が差して人を殺す人もいれば、自分を殺す人もいる。
もっとも、本当に思い詰めて殺す・死ぬ人も多いよね。
自分は、そこまで思い詰めたり絶望したことは、ないなぁ……」
「私には、自殺するほどの勇気がないですよ」
自嘲気味に彼女は笑う。
勇気? 自殺するために必要な勇気とは、何だろうか?
きっと、思いとどまるための勇気よりも、
もっと大きな意思が必要なのだろう。
「自殺したい、と思ったら、その前に相談してくれよ」
自分は、表面上は薄く笑いながらも、真剣にそう思った。
思ったことは、言葉でしか伝えられない。
「でも、思いついたまま自殺したら、止められませんよね?」
イタズラっぽく彼女は笑った。
そう、それが、一番こわいことだ。考えるだけでも恐ろしい。
たった一度の思いつきと行動で、永久に後戻りができなくなる。
どうして、命は、たったひとつだけなのだろうか?
どうして、君は、たったひとりだけなのだろうか?
ああ、そうか。だから──。
いくつかの言葉を飲み込んで、簡単に答える。
「まぁ、その時はその時だ。止めようがない。
でも、本当に思い詰める前には、相談してくれよ」
本当に思ったことは山ほどあるはずだが、
言葉にすると陳腐になってしまう。
それでも、言える範囲でも、言葉で伝えるしかないのだ。
君が死んだら、私は悲しい。
──それだけで、自殺を止める理由としては、十分だ。
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ちょうリア充すぎるゼーーー wwww d(^q^q^q^q^)b
何だか dead or kill な話ばかりしている気がする──。