【閲覧注意】かわらでぇと【リア充自慢】

今日は仕事前に、ウォータ・フロント(近所の河原)へ、
デートに行ってきた。
おかげで仕事は大遅刻(オレがいなくても影響なし)。
あまりにもリア充すぎるハイソな会話を交わしてきたので、
みなさまにも、おすそ分けしちゃいます!



────────

「市橋容疑者、逮捕されたなー」
と唐突に彼女は言う。

「そう、のようだね」
自分は、気のない返事を返した。あまり興味のない話題だ。

「なんで、死体をバラバラにしたんやろう?」

「見つからないように、じゃないの?」
と自分は軽く言う。

「見つからんように? うーん」
彼女の中で、何か引っかかるモノがあるようだ。
「ふたつ、あると思うんよ」
と彼女は切り出す。

「ふたつ?」
なんのことだろう。

「イチハシみたいに遺体を隠したい理由と──性的に興奮するから。
ほら、島根の女子大生が胸を切り取られた、という事件あったやん」

「ああ、あったね」
自分には知らない事件だが、話をあわせた。

「あれなんか、性的に興奮してやったんやろなー」
そう言う彼女も、すこし興奮している。

「そうだろうね」
自分はうなずいた。同時に、思いついたことがある。
「あとは、そう思い込んでいるか」

「思い込む──?」

「そう、自分はそういう行為で興奮する人間なのだ、と思い込んでいる」

「──うーん、そういう人もいるのかなぁー?」
彼女は不思議そうな顔をした。

「まぁ、本当に性的に興奮しているのと、思い込んでいるのとでは、
なにも変わらないけどね」

「そうやねー」
なぜだか晴れやかな表情で彼女が同意した。
あいにくの曇り空だが、太陽は空だけにあるのではない。

────────



リア充すぎてスンマセン wwww d(^q^q^q^q^)b
自分の好みで小説家の森博嗣 風味の文体(どこが?)ですが、
セリフは、ほとんどトレースしています。
なにが悲しくて、殺人事件の話題で盛り上がらなアカンねん!
という感じですが、けっこう、楽しく話しました。まる。