目指せ(オレの中での)世界一!

写真を撮らせてもらうときには、

「オレは世界一の写真家だ」

と思ってカメラを握るようにしています。

相手からすると、ちょっと尊大に見えてしまうかもしれない。
人によっては、鼻に付くでしょうね……。

でも、ビクビクしながら撮ったりはしない。
それは、ノーだ!



なぜかというと、たとえば──。

「オレ、運転がヘタクソで、
よく事故りそうになるんですよねー(笑)。
ぜっんぜん、車の運転には自信がありませーん(爆)」

という人の車に、乗りたいですか?

「ヒ■ンが苦手」

という男の人に、乗られたいですか?(夜なのでカンベンなー)

実際には、
しっかりとしたドライヴィングテクニック(笑)を
持った人でも、ちょっと安心できない。
すこしでも揺れようものなら、心臓バクバクです。
(あ、車の話ね)



ということで、モデルになってくれる方(99.8% 女性)を
安心させるために、一流キャメラマン(笑)のように振る舞う──

──と見せかけて、なんと! その実態は、

「元からゴーマンなヤツ」

なのでした。チャンチャン(オチてないオチてない)。



いやー、でも、
「自分は写真がヘタなのではないか……」
と悩んでいても、いい写真は撮れないぜぇ、とも思う。
アラキもキシンもウオズミも、そんなことは思ってないはず。

あんまり「ゴーマンかましてもよかですか?」な態度も
どうかと思うけど、まぁ、しばらくはこのキャラで
売っていくつもりです。

この仮面をペリペリとはぎ取った下に何があるかは、
──知らないほうが良い。