予想外

仕事中、外国人のお客さんに電話をすることになった。個人情報保護のため、ここでお客さんの名前を記すことはできないが、「ホゲフガーヌリ・ホロンチョメソ・ラムレーズン」みたいなニュアンスのお名前。

当然、話が伝わらず、長々と対応が長引き、次第にクレームへ──となることが予想された。──が、全く予想外な事に、「日本語がベラベラ」な方で、日本人の方と同じように対応できた。

ちょっと不思議なのが、その方は「申し訳ない」とか「お手数かけます」と語尾に付けることを全く自然にされていた。──一体、自分が外国語でそこまで自然に話せるようになるのに、どれくらいかかるのだろう。まだまだ外国人への風当たりは強いと思われる。特に、ここのような地方都市では。全く、頭が上がらない。

気がつくと齢 30 をとっくに過ぎて、外国人の友達はおろか知り合いもいない。何ということだ。まぁ、日本人の友達も少ないが。



あと、「予想外」といえば──あの会社の CM、「予想外」シリーズを続けていればよかったのにね。当たり障り無く。