5 年で 約 24 万

今日は日曜日だが出勤。休日出勤はラクラクと相場が決まっていたのだが、今日は忙しかった。そんな中、対応したお客さんでこんな人が。

インターネット接続ができないのでモデムを交換する、といういつも通りの対応なのだが、その人は一度もそのモデムを使ったことがないそうだ。──この人が契約したのが 2001 年なので、5 年も使っていなかった事になる。まぁ、別にだからといってその間の料金がタダになることはないのだが、気になって、

「いままで一度もインターネットを利用されていなかったのですか?」

と聞くと即座に

「別に(インターネットに)繋ぐために契約したわけではございませんので!」(このセリフは、自分の人生で出会った中でもトップクラスのイヤミな女性の声で脳内再生してください)

とのこと。──いやいや、「インターネット会社に契約する」のに「インターネットに繋ぐ」ため以外に何があるんだよ! とツッコミたくなるところだが、あんまりにも嫌みったらしい言い方だったので、

「──そうですか、かしこまりました。では──」

と流して早々に対応を終えた。なんというか、5 年間で支払った金額は決して安くないはずなのだが、全くそのあたりを気にしていないところや話し方から「昼ドラに出てくる厭な金持ち」なイメージがピッタリな感じ。きっと、家の中でドレスを着て家政婦に当たり散らしていることだろう。

というか、タイトルをもう一度お読みください。