「美味しい物に目がない」人に目が点

本を読んだので感想を書いた。

美味しんぼ食談』(雁屋哲岸朝子 共著)と『ハンニバル』 : 亜細亜ノ蛾 - Weblog
http://asiamoth.com/mt/archives/2006-12/09_2345.php

タイトルを見ただけで、まぁ、判る人には判るだろう。



ブログの冒頭にも書いたが、自分は食が細い──のではなく、食の経験が細い。有名な「高級食材」を挙げていくと、食べてないものの方が多いはず。キャビア・フォアグラは言うに及ばず、牛ステーキなんかでも「ちゃんとしたの」は食べてないような。

外食しても、家で食べるようなものが多い。カレーとか。

「何故?」と聞かれると答えづらいが、あえて考えると、食べることにあまりこだわりが無いのだろう。食べられれば何でもいい。そんなわけで、食べるためにわざわざ外に出て、しかも行列に並んで、さらに食べたことが無いものを、サービス料金込みの値段で食べる──ということに、魅力どころか意味を見いだすことができない。

そんな価値観も、「本当に美味しいもの」を食べたら崩壊するだろう──と、淡い期待を抱きながら、細々と暮らす日々。