ふつうに考えて
ISPのサポートセンタで働いていると、よく、インターネット接続不可の案件を受ける。そのうち、50件に一度くらいは、
「セキュリティソフトをインストールしたら、接続不可になった。なぜですか?」
という問い合わせを受ける。
これって、↓みたいな話だな、と思った。
- イミフwwwうはwwwwおkwwww 2ちゃんねるで最も笑ったこと
<http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-1713.html>
917 :名盤さん :04/03/05 00:15 id:cY0WETs3
ビートルズだと思うんですが、「イエスタデー♪」ではじまる曲名教えてください。
918 :名盤さん :04/03/05 00:23 id:FrVGGHus
>>917
ビートルズ / イエスタディ
──答え判ってるじゃん!という。
さっきの場合で言うと、まずセキュリティソフトを疑えよ、みたいな。
女性の「ねぇねぇ、ちょっと聞いて」で始まる《悩み》って、たいていの場合は答えが用意されているよね、みたいな。
自分の知らないことは全く何も考えようとしない、というのはふつうのことなのだろうか?
そういえば、自分が直したい口癖に「ふつうに考えて──」というのがある。
「ふつうに考えたら、それくらい判るじゃん」とか「ふつうに考えて判ることを聞くな」、というときに言ってしまう。
「19時に家に行くね(18:45に電話にて)」「ふつうに考えて、30分は遅刻するぞ」
「なかなかやせないんだけど──(カウチポテトしながら)」「ふつうに考えて、まず口ふさげや」
「インターネットが繋がらないんです」「判りました、お調べします。いまはパソコンのお近くですか?」「いや、外出中です」「ふつうに考えて、直るわけねーだろ」
──などなど。ついつい言いたくなるが、言われた側がいい気分になる言葉じゃないと思うので、封印することにした。
しかし、「あまり考えずに話す」という人が、あまりにも多い気がする。それを美徳と感じているようだが、「感性で話す」のとはまた違うような。
「脳を鍛える──」という謳い文句の商品が目立つ昨今、もう少し脳を使うこと自体がはやるといいな。
まぁ、自分が「考えて考えて、考えた末に話す」タイプなので気になるだけ、なのかも──。