電話にでんw

ISPのサポートセンタで働いていると、IP電話が繋がらないという件をよく受ける。「よく」といっても、月に2-3件くらい。

しかし、電話が使えなかったなんていうことは、30年の間で自分は一度もなかった。「それはかける相手もかかってくる相手もいないからでは?」という空耳が聞こえるが、無視しよう。

なんというか「NTTすげぇ!」というか「電話ギザスゴス!」という感じ。

電話は、初めから《電話》だったらしい。

──何言っているか解らないと思うが、ありのまま聞いたことを話したぜ。

ほら、テレビって、元々は「モノクロテレビ」だったじゃん? 白黒だし、映りも悪かった。そこから「カラーテレビ」になって、カラーが当たり前になった。

でも、電話は発明された当初から《電話》として使えた、という話。それくらい電話が単純な機械だ、といえばその通りかもしれないが。

──「単純(シンプル)な奴ほど強い」、ということで、電話は壊れにくいのだろうか。

IP電話は安くて便利」というイメージを各社が必死になって植え付けようとしているが、安かろう悪かろうにならないといいが。



いま思ったのだが、電話って進歩すればするほど、一部の人にとって望ましくなくなるものになっている。

都会では電話を取らないだけで失踪できる、とか何とか言われたが、携帯電話ができた。

二人だけで内緒話ができるのがメリットだったのが、キャッチフォンや同時通話ができた。

ピンクチラシは貼る場所(公衆電話)を減らされた。

営業にはGPS付き携帯電話を持たされた。

──いつでもどこでも誰とでも《繋がれる》のは、そんなに大事なことかねぇ(み●を)