所得税と社交性

森博嗣氏のWebサイトで、所得税と消費税の話があった。

<http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2006/07/post_530.php>

氏は長年、「消費税率引き上げ賛成」を唱えている方で、よくこの話をされる。

──うーん、理解はできるのだが、何故か受け入れがたい。なぜだろう?

「毎月払う一万円」より「いま払う千円」の方が、なんだかいやな気がする(一万円、千円というのは例)。将来の百万円より目先の一万円の方がありがたい、小市民根性だろうか。



そういえば自分は「将来のために」何かする、ということをほとんどしてこなかった。

いやな言い方になるが、親戚付き合いも「将来の自分のため・家のため」にすることだろう。自分は、まったく親戚付き合いをしてこなかった。親戚の冠婚葬祭に出たこともほとんど無い。

──三十年あまりを振り返って、冠婚葬祭って、祖母の葬式が一回と、友人の結婚式の一回だけだ。これはかなり珍しいのでは?

とはいえ、親戚に何かを頼んだりすることも──たぶん無いだろう。「いざというときに困る」ような気もするが、「いざ」が来ない確率も高そうだ。

なんだかそうやって、一般的な人間付き合いをしてこなかった自分に、子孫ができたら──どうなるだろう? 案外、親の姿を見て、逆に社交的になるかも。──だといいな。



P.S.

mixi日記に繋がらなかったせいで、7/10分の更新ができなかった。ちくしょーーーーー!!