書店で『大人の塗り絵』

ジャンプを買いに、近所の書店へ。そこでasiamothが見たものは──。

『大人の塗り絵』という本だった。いや、似たような本が複数出版されていて、いちコーナになっていた。

──先日の日記で、自分が「人様の絵をトレースして塗り絵にする」ことを「大人の塗り絵」と称して勧めていた。その時は、何となく新しいものを編み出したような気分になっていたのだが──恥ずかしい、すでに同じようなものがあったとは。

いや、全くないとは思わなかったが、書店の一角を占めるくらいになっているとは思わなかった。

──と、いうようなことは今までもあった。

「あ、これってなんか、新しい!スゲェ、俺!」

と思った数日後に、全く新しくも何ともないことに気がつき、打ちのめされたことが(おおげさ)。

まぁ、人類の歴史はそうやって築いてきたのだろう(おおげさ)。

しかし──Webでは「世界で初めて」を実践できる機会が多い。いろいろなWebサイトを見てきたが、「え、今頃こんなこと言ってるの!?」「ええ、○○を知らないの!?」というところが多い、というかほとんどだ。

常に最先端の情報を発信したり、その人独自の視点で面白いコンテンツを提供し続けているところなんて、個人のサイトでは、日本で20も無いだろう。

しかし──たまに自分が欲しい情報が、Web上で(正確にはGoogleのキャッシュの中に)片手に余るくらいしか見つからないときがある。そういうときは、たいてい、「無名な、アクセス数の少ない」サイトだ。

だからこそ、もっと多くのひとが「自分のサイト」というのを持って欲しい。そう、mixiで井戸端会議もいいけど、ネットの海は広大だぜー、みたいな。