今週の『NARUTO』

さて、今週の『NARUTO』がいかにダメダメか語ろうか(いきなりジャンプ読者以外を無視)。

というか、語るまでもなく

「サイがサクラに首根っこ掴まれてるよ! オイ!」

のひと言で済む。

いやいや、アンタ、忍者、だよね?

「それでもチンポ付いてんですか?」

とか言ってた人だよね?(本当)

それが──サクラが走ってきたのを目視したあとで、首を掴まれてる。

──本当に、この作者は《緊張感》がまるで描けないのだな、と再認識。

敵の本拠地に乗り込んでいる状況で、いつ敵の大将が現れるかも判らない──という状況でボーっと立ちつくす忍者……。

少し前に、敵の大将の右腕・カブトがあっさり拘束されているときも感じたけど──この人達、雑兵?

デスノート』や『ハンター×ハンター』を見よ!

──名前と顔を知られて、死
──念能力を使えなければ、死
──顔写真を撮られるだけで、死
──作戦が失敗すれば全人類が、死

マンガの種類は違えど、常に死と隣り合わせの状況に身を置く主人公達。読者も手に汗握りながら読む甲斐があるというもの。

間違っても『ハンター〜』で「うっかり首を掴まれた」なんてことはあり得ない。『デスノート』で「うっかり自供しちゃった」なんてことは無かった。

それが──『NARUTO』ではグダグダだ。

いっそ、

「サスケが捕まったので助けるでござる。ニンニン」

みたいな作風にすればいいのに。



というか! asiamothはテンテンさえいれば他はいらないッス。