いまどき架空請求て!

ISPの電話サポートなどという、mixist(造語)のたまり場のような仕事をしていると、架空請求についての問い合わせが多い。

たいていの場合、

「急に、『登録ありがとうございました。○○万円振り込んでください』と出てきた。支払うべきですか?」

という問い合わせ内容。

──こういうときにいつも思うことがある。

街なかを歩いていると、突然、前から歩いてきた人が、

「ありがとうございます。いま、当クラブに入会されました。料金は○○万円です」

などと言ってきたらどう思うだろうか。ちょっと考えてみると、判りそうなものだ。

これとは別に、明らかに正当な請求(たとえば、Yahooオークションなど)なのに、クレームで電話をしてくる人もいる。

有料であることを確認する機会はいくらでもあり、個人情報を自分が入力したのに、不当な請求だという。言い分としては、

「インターネットの接続料金は月額固定と聞いていたのに、別に料金を請求されるのは、おかしい!」

というもの。

──こういうときにいつも思うことがある。

電話代が「10円/3分」の料金として、

「電話代は3分10円と聞いていたが、電話でカツ丼を頼んだら料金を請求された。どうしてくれる!」

というひとがいたら、どう思うだろう。同意するだろうか。

「うんうん、そうだよね。判る解る。──さぁ、病○に戻ろうか」

──○院はひどいけど、小○校とかね。

たぶん世の中には、

「インターネットには魔物が棲むって、ばっちゃが言ってたよ!」

と教育を受けてきたひとがたくさんいるのだろう。

そういう人に限って、海外のハードコアなエ○サイトを見つけ出してスパイウェアをインストールするんだよな……。