寒風吹き荒れる中

地元(三重県)の言葉、つまりは「疑似関西弁」でいうところの「チャリ」、または「チャリンコ」──もう少し一般化した語彙を紐解いて換言すると「自転車」を利用して通勤している(ATOK with 角川類語辞典で調べながら書いているが、あまり面白い類語が出てこなかった)。

三月に入ったというのに、かなり風が冷たい。「まるで真冬並み」という言葉が安易に口の端に掛けるが、今年はいつからいつまでが真冬か分からないくらい、ずっと寒かったような気がしないでもない(いい加減、変な言葉遣いに飽きた)。

──要するに、寒い中、自転車で帰って来るのが大変だった、という話。おまけに前輪の空気が抜けていたので、よけいに厄介だった。

ところで、「はてな」という変な会社では、自転車通勤をすると、手当が二万円付くという。うちの会社(京都の女性が経営しているわけではない)では駐輪所すらなくて、自分の自転車は路上駐車をしているというのに、かなりの違いだ(もっといろいろ違うと思うが)。