カレンダとか月別アーカイブとか意味無くね?

mixiを初め、日記やブログを書くことができるWebサービスでは、不思議なことに各ページにカレンダが付いている。別に、祝祭日を調べたり、何かの予定を書き込んだりができるわけではなく、「○月×日に記事が書かれたか」が分かるだけ、という、大変奇妙な仕組みになっている。

──もしかすると、mixiしか利用していなかったり、他のWebサービス──たとえば『はてなダイアリー』などを利用している場合でも、初期のデザインから変更していない人にとっては、「大変奇妙な仕組み」と思っていないのかも知れない。

例えば、この日記のカレンダを2006年1月にしてもらうと(いま気がついたけど、いまが何年かも書いてないぞ)、ところどころ下線が引いてあったり無かったりする。これは要するに「その日、日記が書かれたかどうか」しか分からない。──それって、誰にとって重要なことなんだろう? 例えば、「2006年3月2日に日記が書かれたかどうか」って、いまから三ヶ月後に誰か確認することがあるのだろうか?

ブログでも、無批判に「2006年3月」「2006年2月」……などとリンクが並べてあって、これは何かとクリックしてみると、いわゆる「月別アーカイブ」、「2006年3月中に書かれた記事の一覧」のことと分かる。──しかし、いま「2005年8月」の月別アーカイブって、誰か見たがるのだろうか?

自分のブログでも月別アーカイブは置いてあるが、あまりにも意味がないので、いつかはもっと分かりやすい、意味のあるリンクに変えたいと考えている。



──と、ここで180度、は言い過ぎだから120度くらい意見を変える。先月のカレンダを見ると全ての日付に下線が引いてあり、つまり毎日休まずに日記を書くことができたので、ひとりで変な達成感にニヤニヤしていた。いやー、こういうカレンダならいいなー。──カレンダって、結局それくらいの意味じゃね?