「PC設定業者」のうさんくささについて
ISPの電話サポートなどというxxx(ピー)な仕事をしていると、時々、びっくりするような電話を受ける。
まぁ、いわゆる「初心者」の方からの電話で、
- 「PCが立ち上がりません」→コンセントが抜けていた
- 「インターネットが見られません」→ケーブルモデムとPCが繋がっていない
などは定番で、特に驚くことはない。むしろ、微笑ましい。
驚くのは、「PC設定業者」から「PC設定について」電話がかかってくることだ。それも、ISPにしか分からない情報を問い合わせてくるのは分かるが、「IPアドレスの確認方法」や「IEのオプション設定方法」あたりを聞いてくると、頭がくらくらしてくる。
「IPアドレスって何?」という人には、「あなたは本当に、PC設定業者ですか?」と聞き返したくなってくる。あきれる。
そんな業者を読んだ、お客さんがかわいそうだ。きっと、そんな業者でも、最低五千円くらいは取ると思う。
『ドラゴン桜』などで、「社会の仕組みを知らない人間は損をする」ということをよく聞くが、こんな業者に頼らざるを得ない人がいる、というのは、やりきれない。