トリノに祝詞(のりと)(←無理矢理回文)

※注意※
下記の文章は、冬季五輪および競技について、批判──にもならない悪口が書いてあります。ファンの方、関係者の方は気分を害すおそれがあります。見ちゃダメだよ! ><

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冬季五輪が、なぜ盛り上がらないかというと(いきなり決めつけ)、ひと言で済む話で、「ルールが解らない」に尽きる。

自分は、中・高と短距離選手だった。より正確に言うと、ほぼ100m走専門の選手だった。100m走というのは、「よーいドン」でスタートして、一番初めにゴールした人が勝ち、という解りやすい競技だ(ちなみに、公式戦では「よーいドン」とは言わないので注意のこと)。

中高生で100m走というと、12秒前半から10秒後半くらいの記録になる。──ということからも判るように、中・高の六年間で記録が一秒縮めば、「かなり成長した」といっても過言ではない。夏休みの40日間、そのほとんどを強化合宿に費やし、記録が0.1秒も縮めば、「驚異的な伸び」と評されることは間違いない──というのはちょっと過言だが、11秒台の記録で0.1秒縮むのは、結構、すごい。

短距離走を初め、陸上競技は大体、上記のように単純な競技が多い。速く走ったり遠くまで投げれば勝ち。上位三位までが表彰で、あとは、はい、残念でしたー。

それに比べ、冬の競技はややこしい。

陸上競技感覚でいうと、世界唯一の「四回転ジャンプ」ができる人は神であり一位でありはい優勝〜おめでとうありがとうございます今の気持ちを誰に伝えたいですかお母さんありがとう(間)あとお父さん──である。安藤美姫さん以外に四回転ジャンプができるかどうかも知らないが。

それが、「三回転半をきっちり決めた方がいい」とか「二回転を二連続した方がいい」とか、「芸術点」だか何だかが評価対象になっているらしく、そう簡単には金メダルを取れないらしい(よく解ってない)。誰かひとりくらい、「金メダルとか銀メダルなんかより、四回転半ジャンプができる方がすごい!」というレポータや司会者、マスコミがいてもいいのでは。

さらにいうと、カーリングの中継を横目で見ながら書き始めたが、まぁ何というか、放課後の中学生がいたずらしているような……うわ、だれだきみたちはqあwせdrftgyふじこlp


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ということで、トリノオリンピック、ニッポンがんばれ!!(うつろな目で)



「──センノウ カンリョウシマシタ」