女泣かせ……?

冗談っぽく自己紹介をするときに、「女泣かせの(本名)です」と言う事がある。半分は冗談だが、半分は本気。

本当の「女泣かせ」の人に比べれば、人数の桁が違うくらいに少ないが、いろいろな女性を泣かせてきた。

──といっても、女性が泣くのは、あまりにも自分が情けない男だから。

「情けない男」で「女性を泣かせる」というと、「母性本能をくすぐる男」を想像するかもしれないが、くすぐるのは「怒りの感情」だったりする。

本当に、どうしようもない男──それが、自分だ。

『ストーン・オーシャン(ジョジョ6部)』という漫画があって、様々な悪人が出てくる。なかでも、「自分が悪事を働いている──という自覚がない人」のことを、悪の中の悪ということで「最悪」と表現していた。──その場面を読んだ自分は、「それって自分のことですが、何か?」と思った。

ということで、「どうしようもない男」であることを自覚しつつも、改善する努力をしてこないばかりか、「いつかはこんな男でもシアワセになるだろう」と考えていた──というか、「いつかはシアワセにしてくれる白馬に乗った王女様がやってくるだろう」などと考えていた。

2006年2月15日現在、どうやらその兆しはないようなので、そろそろ自己啓発に力を入れよう。

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──数日後、赤・青・黄の旗がたなびく建物に、足しげく通うasiamothの姿が確認されたという──。



(↑ウソですよー)