ブラックジャックで泣いた

なんとなく、TV でブラックジャックがやっていたので見た。不覚にも泣いてしまった。

今回のストーリーはこんな感じ

  1. BJ とピノコがお気に入りの寿司屋の職人・タクは田舎を出て修行中の身
  2. タクは自分の寿司職人として一人前になったら、「日本一うまい寿司を食べさせる」と田舎の母親(目が見えない)に約束している
  3. ようやく、自分の腕に自信を持ったタクは休みをもらい、田舎に帰る事にする
  4. その途中、タクはトラックにひかれ、両腕を失う
  5. そのトラックを運転していた運転手・アキラは拘留所へ
  6. アキラの妻がタクの見舞いに訪れるが、すぐ、タクに追い返される
  7. タクはアキラを恨むが、ある考えに至り、アキラを釈放させる
  8. タクの考えとは「アキラを自分の腕として使い、日本一の寿司職人にする」ことだった
  9. アキラは、文字通りタクの腕となり、寿司の修行を始める
  10. ようやく一人前になったアキラは、タクと共にタクの田舎に訪れる
  11. アキラはタクの母親のために寿司を握る
  12. タクの母親は目が見えないため、「タクが握った寿司」を食べ、タクが寿司職人として立派になったことに感動し、泣く
  13. しばらくして、職場に向かう途中のアキラは、火事になったアパートから赤ん坊を助け出す
  14. 火事の時の火傷が原因で、アキラは死ぬ
  15. アキラの遺言は「自分の腕をタクに移植する」ことだった
  16. BJ が執刀し、手術は成功
  17. タクは、「アキラと自分・二人の心がこもった寿司」を握り続ける

まぁ、自分はとことん「ベタな泣ける話」が好きなんですな。

なにより、タクが全然めげないのが素晴らしい。

事故後に初めてアキラと会ったタクは、怒るのではなく「自分の腕として日本一の寿司職人になって欲しい」と頼む。また、寿司屋を訪れた BJ が、タクに「自分が手術すれば腕は助かった」事を告げても、タクは「仕方ないっすよ」と笑顔で返す。

どんな状況になっても、現状での最善を尽くす。こういう姿勢でいれば、どんな分野でも成功するでしょうね。