ブラックジャックで泣いた
なんとなく、TV でブラックジャックがやっていたので見た。不覚にも泣いてしまった。
今回のストーリーはこんな感じ
- BJ とピノコがお気に入りの寿司屋の職人・タクは田舎を出て修行中の身
- タクは自分の寿司職人として一人前になったら、「日本一うまい寿司を食べさせる」と田舎の母親(目が見えない)に約束している
- ようやく、自分の腕に自信を持ったタクは休みをもらい、田舎に帰る事にする
- その途中、タクはトラックにひかれ、両腕を失う
- そのトラックを運転していた運転手・アキラは拘留所へ
- アキラの妻がタクの見舞いに訪れるが、すぐ、タクに追い返される
- タクはアキラを恨むが、ある考えに至り、アキラを釈放させる
- タクの考えとは「アキラを自分の腕として使い、日本一の寿司職人にする」ことだった
- アキラは、文字通りタクの腕となり、寿司の修行を始める
- ようやく一人前になったアキラは、タクと共にタクの田舎に訪れる
- アキラはタクの母親のために寿司を握る
- タクの母親は目が見えないため、「タクが握った寿司」を食べ、タクが寿司職人として立派になったことに感動し、泣く
- しばらくして、職場に向かう途中のアキラは、火事になったアパートから赤ん坊を助け出す
- 火事の時の火傷が原因で、アキラは死ぬ
- アキラの遺言は「自分の腕をタクに移植する」ことだった
- BJ が執刀し、手術は成功
- タクは、「アキラと自分・二人の心がこもった寿司」を握り続ける
まぁ、自分はとことん「ベタな泣ける話」が好きなんですな。
なにより、タクが全然めげないのが素晴らしい。
事故後に初めてアキラと会ったタクは、怒るのではなく「自分の腕として日本一の寿司職人になって欲しい」と頼む。また、寿司屋を訪れた BJ が、タクに「自分が手術すれば腕は助かった」事を告げても、タクは「仕方ないっすよ」と笑顔で返す。
どんな状況になっても、現状での最善を尽くす。こういう姿勢でいれば、どんな分野でも成功するでしょうね。