「超弩級」の意味とは?
カメラ雑誌のひとつである『アサヒカメラ』の、
毎年 7 月号は必見です。
今年は、来月に発売されますね。
なぜかというと──その──えっと──、
おヌードさんが特集されるわけですね(わ〜お)。
言うまでもなく──、
女性の裸体が中心です(リアル BL ファン涙目)。
最近ヤフオクで落札した 2007 年 7 月号の
『アサヒカメラ』には、
国内外の「軍艦」の名前がたくさん載っていました。
なぜ、カメラ雑誌で軍艦の話が出てくるのかは、
カメラ好きならピンと来ますよね。
「軍艦部」(クラブではなくカメラの上部のこと)や、
「フラッグシップ」(最上級機種・旗船の意味)など、
カメラには軍艦用語がいくつか使われています。
日常でも、「軍艦マーチ」や「軍艦巻き」は、
聞いたことがあるでしょう。
「綾波」(萌え〜)・「長門」(萌え〜)・
「ヤマト」(燃え〜)といった戦艦名も、
一部のマニアには親族や仏神よりも崇められている。
「軍艦・沈没・破〜裂〜♪」などという物騒な歌が、
いまだに児童らが歌っているという……。
そう、知らないうちに、アナタのすぐ近くまで、
軍靴の足音が聞こえてきているのです……!
──という前置きはさておき、
「メチャメチャ大きいこと」(あ、ボクのこと?)
という意味で使われる「超弩級」ですが──、
この「弩」とは何か。
それは──、
イギリス海軍の戦艦である、
「ドレッドノート」のことなのです……!
──って言われても、
「はあ、そうですか。ところで──」
という感じじゃないですか。
なんでそこで軍艦が出てくるの、と。
「ドレッドノート艦は──、当時はすごかった」
くらいの意味しか含まれていないのですね。
例によって例のごとく、たとえてみるならば、
「超ドリス・ヴァン・ノッテン級」
みたいなものです。
たしかに、ドリス・ヴァン・ノッテンは
「アントウェルペンの 6 人」と呼ばれる
世界的なファッションデザイナですが、
似たような「アントワープの 6 人」や、
「ミラノの 3G」たちを思い浮かべてしまう。
それに、バブル期ならいざ知らず、
ジョルジオ・アルマーニですら、
知らない人が増えてくるのではないだろうか──。
──などと、元・ファッション専門学校生の知識を
ムダに引き出しました。
ただ、それくらいに「大きい」と「弩」は、
そんなに深い関係ではないのです。
「ずっと恋人だと思っていたのに……」
と(包丁片手に)泣きわめくストーカみたいな感じ、
ではないと思うけれど。