トカゲの恩返し(期待してる YO!)


ついさきほど、トイレに入ったら──、
シッポの切れたトカゲがいた。


──ここがどれほどのイナカかが分かるというものです。

「かわいそうに」

ということで、外に出て、エサに困らないように、
虫がいそうな木陰へ逃がしてあげました。


──そろそろブームも下り坂の、
「草食系」だったらマズいかな、
と少しだけ思いながら……。

家に帰って手を洗い、

「ああ、良いことをしたな」
と自己満足に浸りながらも、


「あのトカゲが、
若き日のシャルロット・ゲンズブールになって、
いろんな方面で恩返ししてくれたら、
──どうしよう ///」


と昼寝から目覚めたばかりの
ボンヤリとした頭で想像したのでした。

ただ、よく考えたら、

ウチの殿様(お腹と手足が白い黒猫・オス)との


「遊びの関係」


だったのかもしれぬ……!
そうだとしたら、ちょっと悪いことしたな。


人の恋路をジャマする者は、ウマに蹴られて
「ああ……もっと! そこそこ!!」
──と昔から言うものです。


あと、写真くらい撮っておけばよかったかな──、
とここまでの一連の想像が一瞬で出てきた、
根っからのブログ書きの午後でしたとさ──。