煽情のメリークリスマス

もうすぐクリスマスですね!

──と書くと、とたんにユウウツになる人もいるでしょう。
でも、自分には、クリスマスを恐れる気持ちが分からないのです。

ここで、あじもすくんのクリスマスを振り返ってみましょう。


幼少時のあじもす

託児所で、よー分からんヨソのガキどもと、
砂糖菓子バリバリ食いながらメリクリ☆


小学校のあじもす

キレイな服を着た若きオカンとオトンがどこかへ出かける中、
ケンタッキーフライドチキンを片手に、
再放送の「トムとジェリー」を見ながら、
ひとりでメリクリ☆


中学・高校時代のあじもす

(記憶・記録が抹消されている──!)


二十代のあじもす・その 1

カノジョから「友だちと会うからゴメンね☆」と言われて、
ひとりでメリクリ☆

「──え、オレ、カレシだよね……?」


二十代のあじもす・その 1

ようやく(別の)カノジョとクリスマスを過ごせるも、
お互いにお金がなく、ターキー(七面鳥)ではなく、
チキン(おくびょう者・もといニワトリ)を
まるごと焼いてメリクリ☆

(ムチャクチャおいしかったのが、逆に情けなかった)


去年のあじもす

女友だちを自宅に呼んで、深夜に楽しく騒いでいたら、
二人ともオカンに一時間近く説教をくらい、
その後、その子とは連絡が取れず──、
というメリクリ☆



いやぁ、楽しすぎるぜェーーー!

血と涙にまみれながらクリスマスを過ごした自分からすると、
世間の皆さんが、たかだか
「ひとりで(あるいは家族やペットと)クリスマスを過ごすこと」
を恐がっているのがなぜか、分かりません。
ほかの 300 何日は、何てことないのに?



それでも、どうしても、
クリスマスとイブをひとりで過ごすことがイヤなら、

・ソト(世間)はソト、ウチ(自分)はウチ、と思い込む
・努力する

のどちらかしかない、と思います。