まんじゅう怖い(は関係ない)

小説でも映画でも、「怖い作品」が好きです。
でも、ホラーという意味じゃない。
作者の発想の鋭さに、怖さを感じる作品が好き。

ホラーという意味じゃないと言いつつも、
マンガでは『DEATH NOTE』、
映画では『SAW』(1)が素晴らしかった!
どちらも、あの話を思いついて、それを形にした、
という作者の頭脳と力量に「怖さ」を感じるのです。

小説では、圧倒的に森博嗣さんが「怖い」。
彼の処女作『すべてが F になる』から続く 10 作と、
さらにもう 10 作を続けて読むと、
「人間は、ここまで考える事ができるのか──!」
と驚くばかりです。
同じ人類が書いたとは思えないくらい。
まさに、天才。

たぶん、ほかにもスゴい作家さんは、いるのでしょうね。
でも、一人の天才に出会えたという喜びで、
この先も一生すごせそうな──そんな気もします。
たとえば、女性ボーカリスト・ミュージシャンでいうと、
椎名林檎さんがいれば、お腹いっぱい。

──で、写真家さんでそこまで「怖い」人が、いないんだよなー。
「センセイ、一生ついていきます!」という人が。
いつか最高に怖い写真に出会えるように、良い写真を見続けます。