仲良きことは美しきかな

小説家の森博嗣さんが言っていて納得したのが、
「仲良くなれる人・なれない人」と
「仲の良い人・そうでもない人」がいる、
ということです。
当たり前のようだけど、
この二つのグループは別なんですね。
その視点が目新しかった。

つまり、
「仲の良い人 = 仲良くなれる人」
ではない、ということです。
「いまは疎遠だけど、仲良くなれる人」
もいれば、
「表面上は仲良くしているが、打ち解けない人」
もいる。

そう考えて割り切ると、ちょっと楽になれました。

どうやっても仲良くなれない人には、
どう思われても構わない。
仲良くなれる人からちょっと距離を置かれても、
ゆっくりと機会を待てる。

ただ、ちょっとだけ困るのが、
「ぜっっったいに仲良くなれないけど、
写真の被写体にはなって欲しい人」
がいるんだよなぁ。うーむ。
どうも、カメラのファインダを覗く自分は、
別人格になるようです。
それはそれで、面白い。