2006-11-13 どう見ても京極夏彦 あまりにも美しい日本語に出会ったので全文引用。 女性が本を読んでいる。カバーがあるから書名は見えないが、縦横比からして京極夏彦。結城浩のはてな日記 - 電車にて http://d.hatena.ne.jp/hyuki/20061102#widthheight まるで短歌のようだし、「縦横比からして」というのがいとをかし。京極氏は「分厚い本」の代名詞みたいになっているが、なにより、「一行が次のページ、または段にまたがることが無い」というルールが徹底されている。驚異的だ。最近、過去のシリーズ作品が分冊になっているが、それも同じ。──一冊、どれくらいの時間がかかるんだろう……。