どう見ても京極夏彦

あまりにも美しい日本語に出会ったので全文引用。


女性が本を読んでいる。カバーがあるから書名は見えないが、縦横比からし京極夏彦

結城浩はてな日記 - 電車にて
http://d.hatena.ne.jp/hyuki/20061102#widthheight


まるで短歌のようだし、「縦横比からして」というのがいとをかし。

京極氏は「分厚い本」の代名詞みたいになっているが、なにより、「一行が次のページ、または段にまたがることが無い」というルールが徹底されている。驚異的だ。

最近、過去のシリーズ作品が分冊になっているが、それも同じ。

──一冊、どれくらいの時間がかかるんだろう……。