頭が温かい人たちへ

自分は性善説を指示する者の一人です。

──というのは半分だけ正しくて、「──だったらいいな」程度。

「そもそも《善》とは何か」、という根本的な問題を考えず、「《自分にとっての良いこと》が、《善》」というヌルい思考。

なんというか、いちいち「世の中にはアレな人がいる」というのを前提に考えて何でも物事が決められている、というのが厭だ。



たとえば、「夜の街中を女性一人が歩いているのは危ない」という「常識」。

ほとんどの大人が「何故?」と思うことなくそれを受け入れているのが、どうも厭だ。

「夜、一人で町外れを歩いていたA子さん」が暴行を受けた場合、なんだったら「A子さんにも非がある」という風潮は、間違っていると思う。

「我が子の写真をブログに掲載すると近所の変質者に情報を流すことになる」何てライフハック(違)なんて通用して欲しくない。



強盗とか戦争とかレ●プとか、すべての悪意と身勝手な欲望は、「幻想でした」ということにして欲しい。

虎がウサギを育てたり、ネコがネズミにお乳をあげたり(元ネタは各自お探しください)する昨今、「みんな仲良くするお!」ということで、どうかひとつ。

頭が温かい人たちのドロドロした欲望は、ぬいぐるみやおもちゃで消化していただきたい。

ぬいぐるみ好きだった自分へ>『悠悠おもちゃライフ』 : 亜細亜ノ蛾 - Weblog
http://asiamoth.com/mt/archives/2006-11/12_2353.php



(「性善説」という言葉を意図的に曲解しているような気がする)