風邪風邪愉快

まだ風邪を引いている。

よく「風邪は引き初めが肝心」とか「風邪の治りかけに気をつけよう」などと聞く。気がする。

しかし、どう考えても、一番気をつけるべきなのは「最も、頭痛や発熱、咳が非道いとき」ではないだろうか? そんなときに裸踊りや「主に夜、主に異性同士で行う、主に惰性的関係を継続するための儀式的運動」なんかをしたら、大変だ。

考えるに、上記のような引き初め・治りかけにアプローチしているのは、風邪薬の宣伝ではないだろうか? または、それを見て脳にすり込まれたカーチャンとか。

そうだと仮定すると、要するに、「風邪ウィルスが弱ったときには効果が期待できますよ」ということではないか?

薬事法の関係で言えないだけかも知れないが、こんな風邪薬はどうだろう?

「一番最後にお試しください。他の薬では治らないような、ひどい頭痛や発熱、咳をすぐに治します」

──質屋や中古車買い取り店の宣伝を意識したが、イマイチ。

あと、それなんて《ドラッグ》? 本当に、風邪薬?