Go!YMCK, Go!

YMCKといえば、真っ先にDTPという単語が浮かぶ人が多いと思うが、今回は音楽の話。

<http://www.ymck.net/j/index.html>

YMCKというグループについては、下記の引用文がよくまとまっている。

ファミコンサウンドに、キュートなウィスパーヴォーカルを乗せた、8-Bit JAZZ バンド

<http://d.hatena.ne.jp/keyword/YMCK>

そう──ゲームミュージックが「ピコピコ」いっていた時代を彷彿とさせる音楽なのだ(余談だが、イマドキのゲームに「ピコピコ」という表現を使うひとは、CDもiPodも「ピコピコ」と聞こえるのだろう)。
まえからYMCKについては識っていたのだが、「ファミコンのような」という説明を聞いて、てっきりテクノかと思っていた。だったら珍しくもないな、と。

しかし──聞いてみて驚いた。

──「ファミコン meets ジャズ featuring 高橋名人(!)(←本当)」とでもいうべき音楽。「今までにない」とか「斬新な」というほどでもないが、自分には十分「新しい」と感じた。そうきたか、という感じ。

知人から借りて、いっぺんにトリコになった(トリコとは仏語で編み物の意味もあるが、ここでは虜のこと)。これなら自分のお金を払ってもいいなー、と思いつつ、●ピーした(たぶん●の中にはルが入るのだろう)。

とにかく、聞いていて落ち着く。電子音を聞いて落ち着く、というのも妙だが、小さい頃に夢中になったゲームの記憶が、身体にすり込まれているのだろうか。おかげで、すっかりYMCKとクラシックを交互に聴くような毎日。

ところで、自分はファミコンを持っていなかった。MSXというパソコンでゲームをしていたので、微妙にYMCKがときおり見せる「オカズ」の元ネタが判らなかったりする(たぶんドラクエ辺りだろう)。