えせ関西弁やねん

お晩です。わい、asiamothやねん。※関西の方、すみません

いやな、Justsystemはんの『ATOK 2006』を手に入れてな、これに〈話し言葉(関西弁)〉いうのが付いてんねん。さっそくわいの関西弁かましたろ思てな。※関西の方、以下略

──いや、スマン。限界。

asiamothは「名古屋生まれ三重県育ち悪い奴はだいたい他人」、というか〈本に育てられた〉ような人間で、地元の〈三重県弁〉をほとんど話せない。──というと関西圏のひとは気を悪くすると思うが、三重県人は自分たちを〈関西人〉と思い込んでいて、自分たちが話す言葉は〈関西弁〉と思っている節があるので。

「本に育てられた」というのは大げさだけど、二十歳を過ぎた辺りからほとんどひとと話さない時期があった。ゲームセンタで店番をしていたのだが、ほとんどひとり。仕事もあって無いようなものなので、本を読んで過ごしたり、フィギュアを作っていたり(!)していた。

──そんな状態が五年も続いた。ときどき初めて知り合った人と話すと「(本名)くんは、東京のひと?」とよくいわれた。地元のひとは「標準語っぽい話し方、イコール、東京人」という思考をするようだ。たまに「名古屋人?」というひともいて、「三重県弁以外、イコール、名古屋人」ということらしい。

しかし自分と話したら、東京や名古屋のひとは「三重県のひと」としか思わないだろう。ようするに、どこでも、部外者。

ところで、ブログを数多く読んでいるが、ほとんどが標準語。〈地元の話〉をしない限り、どこに住んでいるのか見えてこない。──と以前から思っていたのだが、どうも関東の人が多いようだ。すると、自然に〈オフ会〉を開いたりして、たまに羨ましくなる。

関東圏に住んでいるからいろいろな話題が集まり、ブログを多く書くということなのか。地方出身者はそもそもブログが浸透していないのか。

書くひとだけではなく、自分のブログに訪問する人も、やはり東京人が一番多い。──ブログなんてネットが繋がっていたら離れ小島でも書けるんだからさー。何でも彼でも〈東京マンセー〉な日本に絶望した!

──と、名古屋人にも三重県人にもなりきれないasiamothは思った。あと、ATOKを「手に入れた」と表現している自分は正直者だ、と思った。「買うた(こうた)」じゃなくてね。