イチロー選手の言葉

WBC優勝チーム・王ジャパンの記者会見がTVで放映していた。

イチロー選手が次のようなことを言っていた。

「(日本のチームでは)10のことを理解してもらうときに、2か3伝えるだけで(10)伝わった。こっち(メジャーリーグ)では、10のことを理解してもらうのに15も伝える必要がある」

まぁ、これが「ただのサラリーマン・鈴木一郎さん」だったら何の重みのない言葉。「物わかりのいい人と悪い人がいる」という意味しか持たない。

しかし、イチロー選手が話すと凄く重みがあった。つまり、イチロー選手が話した〈2〉の内容を、必死になって〈10〉理解しようとするチームメイトたちがいた、と考える。

野球に詳しくないので、WBCイチロー選手より活躍した選手がいるかどうか判らない。しかし、自分の目には〈イチロー選手が中心の大会〉という印象だった。そのくらい、影響力の大きい選手ということだ。

ところで、「ただのサラリーマン・鈴木一郎」というは、オリエンタルラジオの「ただのOL長谷川京子」というネタのパクリ(こういうのを蛇足という)。