優先順位と魔法使い

その昔──。
自分の数少ない友だちが
「友だちと恋人との差は、優先順位」
と言っていました。
なるほど、これは納得です。

仲の良い異性の友だちがいたとして、
よく遊んでいたとしても、
予定を合わせる時や気持ちの優先順位は、
恋人のほうが上、──という意味でしょう。

そうか、そうすると、
「自分には恋人がいなかった」
ということだな、と大いに納得。

──ここで、
「えっ? あじもすさんって──DT?」
という声が聞こえてきました(幻聴)が、違う。
ママゴト並みのオツキアイなるものは、何回かしました。
しかし──どの人も、心のベストテン第一位は、
──オレではなかった……。

あ、ここで、はげましのお便りやFAX・
メッセージやマイミク申請が来ましたが(幻覚)、
別に「そーゆーの」が欲しくて
弱音を書いたんじゃないからねっっ! ////
自分の中で「確認」をしたかっただけです。

自分のほうではカノジョの優先順位が一番だったのに、
その思いが伝わらなかったのか──
ミリョクが足りなかったのか──
そもそも合わなかったのか──
分からない。全部かもね。

30 歳を大きく ぶっちぎった今、
こんなことなら「魔法使い」を目指せば良かったかなぁ。
「40 歳のハリポタ男」(いま、ハリポタファンを敵に回した)