スピリチュアルメッセージと大人

mixi始めた頃は、毎日毎日湯水のように書くネタが浮かんだものだ(オーバートーク)。それが、最近はこれくらいの時間(23時頃)になってからムリヤリ書くことをひねり出している。

少し前に届いたメールの内容でも紹介しようか。タイトル無しで本文が

「今 ぱっと思いつく言葉を一つ 教えてください」

なかなかスピリチュアルなメールは、20代前半の元カノ(巨乳)からだ。一年に一回くらい、上記のような詩的なメッセージが届く。

「〈明日〉。最近、明日はどう過ごそう、とばかり考えている」と返信した。

──昔は、「今日はどう過ごそうか」と考えていた。その日その日を場当たり的に過ごしていた。今でもそれはほとんど変わらないが、段々と「今日起こること」が予想できるようになってきて、つまらなくなっている。それは「明日起こること」も大差ないのだが──それでも、明日がどんな一日になるか、少し楽しみだ。

大昔のCMに「昨日のことは忘れた、明日のことなんて判らない」という男が出てきて、女に見捨てられる──という内容のものがあった(保険か何かのCM) 「女性は結局、堅実な男性を好む」という思想のものに作られたCM──という印象。「来し方を省みて、行く末を案じる」──というのが「大人」なのだろう。漸く──自分も大人になってきた、ということだろうか。

大人になるといえば──ユニコーンの『素晴らしい日々』の歌詞に「暗い話にばかり やたら詳しくなったもんだ」という一節があって、これが「若いつもりが年をとった」大人の象徴ということになっている。そういえば──周りにも暗い話が好きな人が多いが、たいてい(オヤジ|オバサン)臭い。たとえ年齢が若くても、まとっているオーラが年寄りだ。

それはそれとして。

上記のスピリチュアルメッセージのあと、相手からは音沙汰無し。たぶん、また来年、別のメッセージが届くだろう。